ホームページの整備を現代風に行う
- HTML を直書きするのではなく,markdown で楽に書きたい
- サーバ上で行う作業は最小化したい
Jekyll の紹介
2020 年以降にもなって,html を直書きするのはちょっと...
- 別に悪くはないのだけど,単純に面倒くさい
Jekyll は
- markdown から html を生成することができるアプリケーション
- html を置いておいても問題ない(markdown 以外のものとも共存可能)
- 全てのページに共通な部品を用意することもできる
- ページのヘッダの部分とか
- ソースコードの syntax-highliting もできる
- 色々なテーマが提供されている
- 自分で作ることもできる(と思われるけどやったことはない)
- Ruby 製(Gem という ruby の package-manager を用いる)
Jekyll の Quickstart
詳しくは, https://jekyllrb.com/docs/ を参照されたし.
Prerequisites
- Ruby version 2.5.0 or higher
- RubyGems
- GCC and Make
Instructions
- Install all prerequisites
-
Install the jekyll and bundler using gems
gem install jekyll bundler
-
Create a new Jekyll site at
./homepage
(もちろん違う名前のディレクトリでも良い).jekyll new homepage
-
Change into your new directory.
cd homepage
-
(上記ページの注意書きにもあるのだが)webrick を依存関係に付与する必要がある.
Gemfile
の末尾(どこでも良いけど)に,gem "webrick"
を付加する
-
Build the site and make it available on a local server.
bundle exec jekyll serve --livereload
-
Browse to http://localhost:4000
これで,ローカルのブラウザ上で見れるようになる.
ページのビルド
U 研では,自分のページは public_html
ディレクトリに置き, <U研のurl>/~ユーザ名
でアクセスできる.
-
_config.yml
のbaseurl
を設定. これをすることで,deploy したときに, リンクや css のロードが正しく動くようになる(jekyll serve の時には影響してこないことに注意).baseurl: "/~sano"
-
markdown を html へ変換する.
bundle exec jekyll build
これで,
_site
ディレクトリに html ファイルが生成される- ただし,url はローカルでは正しく設定されていないはずなので,
open _site**/index.html
などではうまく表示できない(css の styling が適用されていない)はず
- ただし,url はローカルでは正しく設定されていないはずなので,
Deploy
_site
以下のファイルをすべて dXXXXX
の自分のディレクトリの public_html
内に配置する.