ホームページの整備を現代風に行う

  1. HTML を直書きするのではなく,markdown で楽に書きたい
  2. サーバ上で行う作業は最小化したい

Jekyll の紹介

2020 年以降にもなって,html を直書きするのはちょっと...

  • 別に悪くはないのだけど,単純に面倒くさい

Jekyll

  • markdown から html を生成することができるアプリケーション
    • html を置いておいても問題ない(markdown 以外のものとも共存可能)
  • 全てのページに共通な部品を用意することもできる
    • ページのヘッダの部分とか
  • ソースコードの syntax-highliting もできる
  • 色々なテーマが提供されている
    • 自分で作ることもできる(と思われるけどやったことはない)
  • Ruby 製(Gem という ruby の package-manager を用いる)

Jekyll の Quickstart

詳しくは, https://jekyllrb.com/docs/ を参照されたし.

Prerequisites

  • Ruby version 2.5.0 or higher
  • RubyGems
  • GCC and Make

Instructions

  1. Install all prerequisites
  2. Install the jekyll and bundler using gems

    gem install jekyll bundler
    
  3. Create a new Jekyll site at ./homepage(もちろん違う名前のディレクトリでも良い).

    jekyll new homepage
    
  4. Change into your new directory.

    cd homepage
    
  5. (上記ページの注意書きにもあるのだが)webrick を依存関係に付与する必要がある. Gemfile の末尾(どこでも良いけど)に,

    gem "webrick"
    

    を付加する

  6. Build the site and make it available on a local server.

    bundle exec jekyll serve --livereload
    
  7. Browse to http://localhost:4000

    これで,ローカルのブラウザ上で見れるようになる.

ページのビルド

U 研では,自分のページは public_html ディレクトリに置き, <U研のurl>/~ユーザ名 でアクセスできる.

  1. _config.ymlbaseurl を設定. これをすることで,deploy したときに, リンクや css のロードが正しく動くようになる(jekyll serve の時には影響してこないことに注意).

    baseurl: "/~sano"
    
  2. markdown を html へ変換する.

    bundle exec jekyll build
    

    これで,_site ディレクトリに html ファイルが生成される

    • ただし,url はローカルでは正しく設定されていないはずなので, open _site**/index.html などではうまく表示できない(css の styling が適用されていない)はず

Deploy

_site 以下のファイルをすべて dXXXXX の自分のディレクトリの public_html 内に配置する.